村田諒太VSゴロフキンの試合はどのように放送されたか
テレビ中継にてボクシングの試合を見る人も多いでしょう。
スポーツバーで観戦したり、録画して何度も見たりといった楽しみ方ができます。
しかし、先日行われた試合はテレビ中継されませんでした。
■村田諒太VSゴロフキンでは新しい試みがあった
まだ記憶にも新しい、2022年4月の村田諒太VSゴロフキン（カザフスタン）のWBAスーパー&IBF世界ミドル級王座統一戦。
試合内容はもちろんですが、その中継方法にも注目が集まりました。
なんと動画配信大手のAmazonプライムビデオによる独占配信だったのです。
「日本ボクシング史上最大のビッグマッチ」と言われるほどの高い注目度を誇った一戦にもかかわらず、地上波では放送されませんでした。
■巣ごもり需要で一気に伸びた動画配信サービス
そもそもAmazonプライムビデオとは、ドラマ・映画・アニメなど幅広く視聴できる動画配信サービスです。
着実に会員数を増やしていく中でコロナ禍となり、巣ごもり需要から急成長しました。
しかしこれまでスポーツのライブ配信はしておらず、村田諒太VSゴロフキン戦が初めてでした。
レビューを見るとおおむね高評価であることがわかり、Amazonプライムビデオのスポーツ界参入はひとまず成功したと判断できます。
■スポーツ中継の今後
ボクシングに限らず、地上波でのスポーツ中継は数を減らし続けており、度々議論が起きています。
Amazonプライムビデオのような動画配信サービスの台頭により、テレビ局は高額な放映権を買ってまで放送するメリットがなくなってきているのかもしれません。
また、サッカーのように試合時間が決まっているスポーツばかりでないことも理由の一つに挙げられるでしょう。
今後、スポーツ中継は有料配信が主流となるのではと予測されます。
惜しくも試合には敗れてしまった村田諒太ですが、ゴロフキンとは互いにリスペクトし合ういい関係性を築いており、試合後も人々に感動を与えてくれています。
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