谷宜樹のボクシング人生

ボクシングについてもっと知ってほしいです。

タイソン以来の「噛みつき」行為!何が起きた?

タイソン以来の事件だと話題になった試合がありました。
なんと試合中、相手に噛みついたボクサーがいたのです。
詳細をみていきましょう。


■相手に噛みついたベルランガ

先日行われたWBO北米タイトル戦で、相手に噛みついたボクサーがいました。
王者エドガー・ベルランガ(プエルトリコ)です。
事件が起きたのは第7ラウンド、対戦相手だったアレクシス・アングロ(コロンビア)にクリンチの状態で肩に噛みつきます。
それだけでは収まらなかったようで、耳にも噛みつこうとしたところで相手が逃げて、未遂に終わります。
レフェリーの位置からは噛みつき行為が見えなかったようで試合は続行、ベルランガは2度目の防衛に成功しました。


■ベルランガの主張とは

試合後、「相手がヒジを出し続けてきたから(仕方なく)、マイク・タイソンのマネをした」という趣旨の主張を行ったベルランガですが、翌日、Twitterにて一連の行動と発言について謝罪しています。
相手にも問題はあるものの、ベルランガの行為も非常に危険です。
もしもレフェリーが噛みつき行為を視認できていたならば、試合中止もあり得ました。


■噛みつき行為といえばマイク・タイソン

ベルランガの主張にもある通り、ボクシングで噛みつき行為といえば、元統一世界ヘビー級王者であるマイク・タイソンが思い浮かべられます。
1997年に行われたWBA世界タイトルマッチで対戦相手の王者イベンダー・ホリフィールドの耳を噛みちぎりました。
タイソンは反則負けのうえに、罰金とライセンス停止処分を受けています。
今回のベルランガの噛みつき行為は、マイク・タイソン以来だと世界中で話題に。
今後、罰金と試合出場停止処分が下されるとの報道もあります。


ベルランガの戦績は20勝(16KO)無敗と、勢いのある強さを感じさせます。
しかし、感情的になりやすい場面でいかにコントロールできるか、強さだけでなくメンタルの鍛錬も必要でしょう。

 

 

 

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