谷宜樹のボクシング人生

ボクシングについてもっと知ってほしいです。

海外では一般的?PPVという視聴方法

見たい番組が放送中止になったらガッカリしますし、悲しさが怒りに変わってしまうこともあるでしょう。
格闘技の試合中継が中止となったことで浮かび上がった問題点をみていきます。


■ボクシングだけじゃない「地上波放送なし」

ここ最近のボクシングは、有料配信による試合放送が続いています。
つい先日行われた「THE MATCH 2022」についても、当初はフジテレビにて放送予定でしたが直前になって中止を発表。
大きな話題となりました。
突然の発表に、キックボクシング界の「世紀の一戦」を楽しみにしていたファンはもちろん、業界内外から賛否両論が噴出する事態となったのです。
中止の理由を「主催者側との契約に至らなかったため」とした公式発表もありましたが、具体的に何が起きたのか、今のところ詳細は明らかになっていません。
これまでフジテレビでは、スポーツ中継が盛んに行われていたこともあり、ファンからは不満の声も上がっています。
しかし、野球やサッカーなど、メジャーなスポーツでも地上波放送を中止する動きが出てきていることから、「仕方がない」「時代の流れ」と受け入れる声があるのも事実です。


■海外ではPPVが一般的

地上波による格闘技中継が数を減らしている主な要因は収益面です。
億単位のお金が動く格闘技中継は、放送すれば回収できるとは限らず、今のテレビ局には負担が大きいため、撤退せざるを得ない状況です。
では、海外ではどうなのでしょうか?
実は海外では、格闘技中継は有料配信(PPV)が一般的です。
自分で観たい試合をチョイスし、PPVを購入するという文化が根付いており、選手に還元される仕組みです。
日本では格闘技振興の側面もあり、昔から地上波にて放送されてきました。
それがネットの普及やテレビの視聴率などの変化に対応できなくなってきたと考えられます。


格闘技中継の今後について多くの人が関心を寄せており、様々な予測がされています。
「地上波放送がなくなると格闘技の未来が心配」という声もあれば、「選手への還元ができるからPPVの方がいい」との見方をする人も。
格闘技の中継についてしっかりと考えなければならない時期であることは、間違いないでしょう。

 

 

 

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