谷宜樹のボクシング人生

ボクシングについてもっと知ってほしいです。

賛否両論が巻き起こった井上尚弥のPFP1位選出

ボクシングは重量級の人気が高く、PFPでも体格のいいボクサーの選出が目立ちます。
そんな中で番狂わせの異変が起きました。
バンタム級井上尚弥が1位に選出されたのです。


■PFP1位が意味するものとは

パウンド・フォー・パウンド(PFP)とは、階級を無視して誰が最強ボクサーなのかをランキング形式で発表するものです。
始まりはアメリカの老舗ボクシング雑誌ザ・リングが、「拳聖」の異名を持つシュガー・レイ・ロビンソンをたたえるための称号でした。
それが時代とともに変化し、30年ほど前にランキング形式になったといわれています。
現在はリング誌だけでなく、世界中のメディアが独自にPFPを発表していますが、やはりリング誌のランキングは別格というのが、ボクシングファン共通の認識でしょう。
今回、井上尚弥がリング誌のPFPにて1位選出というのは、とても大きな意味のある快挙といえます。


■4団体統一戦の相手はWBO世界バンタム級王者ポール・バトラー(イギリス)

3団体制覇を成し遂げた井上尚弥の最後の相手は、WBO世界バンタム級王者ポール・バトラー(イギリス)です。
すでに対戦交渉も始まっているといわれ、ポール・バトラーも対戦を待ち望んでいるとのことです。
もし日本での開催となれば前回同様、村田諒太がゲスト解説を務めるのでしょうか?


■PFP選出経験のある日本人ボクサーとは

リング誌による最新ランキングで見事1位に輝いた井上尚弥
これは日本人初の快挙です。
アジア人としては、マニー・パッキャオ(フィリピン)以来2人目です。
軽量級としては、フライ級時代のローマン・ゴンサレスニカラグア)以来のランキングでした。
しかし、今回の選出に対し称賛を送るファンもいれば、不満を訴えるファンもおり、選考基準の不透明さが浮き彫りになった形です。
実はPFPに選出された日本人ボクサーは、他にもいます。
WBC世界バンタム級王者の山中慎介や元WBA世界スーパーフェザー級王者内山高志などもランクインしたことがありました。


井上尚弥のリング誌PFP1位選出は大きな話題となり、過去のランキングなどにも注目が集まっています。
実際に試合ができないため、賛否両論あるのは仕方がないことかもしれません。

 

 

 

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