谷宜樹のボクシング人生

ボクシングについてもっと知ってほしいです。

実は相性がいい?ボクシングと有料配信

視聴率低下が叫ばれるスポーツ中継、ついに「世紀の一戦」と言われる試合も地上波では放送されませんでした。
有料配信が続くボクシング界で何が起こっているのでしょうか?


■有料配信が続くボクシングの試合

2022年6月7日に行われた世界バンタム級3団体王座統一戦は、井上尚弥がノニト・ドネア(フィリピン)に2回TKO勝ちし、3団体統一王者となりました。
これは日本人初の快挙です。
ところが、思わぬところで不満が出ています。
先に行われた村田諒太VSゴロフキンの試合同様、Amazonプライムビデオによる独占ライブ配信だったこの試合、見たくても見られなかった人が多かったのです。
これまで井上尚弥の試合は、地上波ではフジテレビが独占放送していた経緯もあり、不満に感じやすいというのもあるでしょう。


■ボクシングと有料配信は相性がいい?

不満に感じる人がいる一方で、有料配信を高く評価している声も聞かれます。
実際に有料配信にて観戦した人からは、好意的な意見が多いのが印象的です。

◎前座の試合から視聴できるのでうれしい
◎有料配信にすることで選手にまわるお金が増えるのはいいこと
◎CMが少なくて見やすい
◎スポンサーに配慮した編成などがなくて快適
◎録画しなくても見返せるから便利

また、今回の試合は1分24秒という短時間で勝敗がついたため、「地上波だったらさぞかし大変だっただろう」という意見も多くありました。
実際に、ゲスト解説を務めた村田諒太は試合中に解説を入れることなく終わっています。


井上尚弥村田諒太

井上尚弥の試合があまりにも早く終わり過ぎたために、発言するタイミングがなかった村田諒太ですが、前座の試合では的確な解説を披露し、視聴者から絶賛されています。
また、試合後には井上尚弥とともに映像を見ながら感想を語る場面もあり、見事役目を果たしていました。


賛否両論あるスポーツの有料配信、今回の世界バンタム級3団体王座統一戦については好意的な意見が多かったようです。
しかし、今後どのような流れになるのか、どのような形に落ち着くのか、注目が集まっています。

 

 

 

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