谷宜樹のボクシング人生

ボクシングについてもっと知ってほしいです。

日本人初の快挙!井上尚弥がPFP1位に

階級制のボクシングでは無差別級というものがなく、ファンは理想のタイトルマッチを想像するしかありません。
そこで生まれたのがパウンド・フォー・パウンド(PFP)です。
階級で分けず、真に強いボクサーを多角的に評価し、ランキングします。
そんなPFPで、井上尚弥が日本人初の快挙を成し遂げました。


井上尚弥がPFP1位に

世界バンタム級3団体(WBAスーパー・WBCIBF)統一を果たした井上尚弥
さらにうれしい出来事がありました。
それは、アメリカのボクシング雑誌「ザ・リング」によるパウンド・フォー・パウンド(PFP)のランキングで、見事1位に選出されたのです。
これは日本人ボクサー初の快挙です。
井上尚弥は過去にもPFP選出経験があるものの、2位止まりでした。
今回1位に輝いたことを受け井上尚弥は「ボクサーとして光栄。栄誉に恥じないためにもまた1つモチベーションが上がった。4団体統一に向けて頑張ります」とのコメントを出しています。


■PFPとは

パウンド・フォー・パウンド(PFP)とは、階級を取り払い、最強のボクサーを決めるランキングです。
多くのメディアが独自に作成しているので、あくまで指標の一つでしかありません。
しかし今回の井上尚弥1位選出は、国内外で大きく報道されました。
それは「ザ・リング」が世界でも権威ある老舗ボクシング雑誌だったからです。
リング誌のPFPに選出されることは、ボクサーとして世界に認められたといっても過言ではありません。
リング誌による最新ランキングは次の通りです。

◎1位:井上尚弥(日本)
◎2位:オレクサンドル・ウシクウクライナ
◎3位:テレンス・クロフォード(米国)
◎4位:エロール・スペンスJr.(米国)
◎5位:フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)
◎6位:サウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)
◎7位:ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ
◎8位:ドミトリー・ビボル(ロシア)
◎9位:ジョシュ・テイラー(英国)
◎10位:ジャーメル・チャーロ(米国)


世界のボクシングファンは、リング誌のランキングに対して賛否両論のようですが、そもそもの議題に上がるほどの実力が井上尚弥にあるのは確かでしょう。

 

 

 

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