日本ボクシング界のレジェンド具志堅用高
ボクシングを知らない人にしてみれば、具志堅用高は陽気なおじさんタレント、という認識かもしれません。
しかし、彼は紛れもなく日本ボクシング界のレジェンドです。
当時の様子について簡単に解説しましょう。
■日本ボクシング界のレジェンド
日本を代表するボクサーは多くいますが、レジェンドとなると話は変わってきます。
具志堅用高が持つ防衛記録は13度、1981年の引退から40年以上経つ現在でも破られていません。
彼はまさしく日本ボクシング界のレジェンドの一人といえるでしょう。
具志堅用高のプロデビューは1974年でした。
当時は今ほど階級が細かく分かれておらず、最軽量のフライ級にて戦うも体格差に苦戦したようです。
その後、現在のライトフライ級にあたる「ジュニアフライ級」が新設され、転向。
彼本来の実力が発揮され、順当に勝ち進んでいきます。
■通算戦績は24戦23勝(15KO)1敗
プロ9戦目で世界チャンピオンになった具志堅用高は、日本人として初めて6連続KO防衛、13度の防衛記録を樹立します。
この2つは、最長記録として未だに破られていません。
14度目の防衛戦で初めての黒星となり、引退を決意します。
この時まだ25歳でした。
惜しむ声も多い中での引退には、本人の意志の強さがうかがえます。
■現在は後進の育成
引退後は後進の育成に力を注ぎます。
日本人として初めて世界チャンピオンとなった白井義男と共同でジムを立ち上げたのでした。
元来の陽気な性格もあり、タレントとしても人気を博しました。
メディアに露出し続けることで、ボクシング界の発展に尽力しています。
具志堅用高の活躍を知らない世代も増えてきましたが、彼は間違いなく日本ボクシング界のレジェンドといえる存在です。
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