谷宜樹のボクシング人生

ボクシングについてもっと知ってほしいです。

ボクシングの基本ルールを解説!

ボクシングのルールを知っていますか?
1ラウンドは何分なのか、何回戦まであるのかなど、案外知らないことも多いでしょう。
今回はボクシングの基本ルールを解説します。


■ボクシングは紀元前から存在していた?

ボクシングが現在のスタイルになったのは1700年代、イギリスでした。
しかし実は、紀元前にはすでに原型ができていたというのが定説です。
発祥はエジプト文明、エーゲ文明など諸説ありますが、古代オリンピックでは競技として採用されていたことが記録に残っています。


■ラウンド数は選手の実力に比例する

ボクシングのラウンド数は6・8・10・12回戦と複数存在し、選手の実力に応じて増えます。
1ラウンドは3分、ラウンドごとに1分間のインターバルが設けられています。
日本タイトルマッチでは10回戦までですが、世界タイトルマッチは12回戦まで実施されます。


■ボクシングの基本ルール

長い歴史も持つボクシングですが、ルールは「左右の拳のみで相手を攻撃する」という至ってシンプルなものです。
シンプル過ぎるがゆえに過去には死傷者が出るなど、危険なスポーツでもありました。
そこで制約事項が定められます。

・体重別に階級を設けている
ボクシングでは、選手の体重によって階級が細かく分けられており、同じ階級者同士でしか試合はできません。
体格差による不公平をなくすための配慮です。

・攻撃可能範囲が決まっている
試合の際はランニングとトランクスを着用しますが、トランクスのベルト部分がハッキリわかる色でないとなりません。
このベルトラインより下を攻撃することは反則となります。

・攻撃方法が決まっている
左右の拳以外での攻撃は固く禁じられています。
たとえば、手の甲や肩、肘を使うような攻撃はすべて反則です。
また、相手を引き倒す、蹴る、といった行為も反則です。
プロレスのようにロープの反動を使った攻撃も反則行為なので注意しましょう。


シンプルゆえに危険行為も起こりやすいボクシングですが、細かくルールが設けられているので安心して楽しめるようになりました。
試合観戦の際はルールを意識して観ると、新たな発見があるかもしれません。

 

 

 

☆応援お願いします☆

にほんブログ村 格闘技ブログ ボクシングへ
にほんブログ村